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| ホームページ二様 天寿と出羽の冨士 |
| 町のふたつの造醸所にはそれぞれホームページ(HP)があります。 天寿のHPは最低ふた月に1度は更新されています。ほかにも行事案内などでときどき臨時に更新されています。 出羽の冨士の方は、先ほど確認したところでは、最終更新が2003年の4月1日でした。つまりはまる三年間沈黙していることになります。 僕などは、酒は飲みますが日本酒はほとんどやりません。それでも町の酒を買うときは出羽の冨士にしています。 ばかげたな理由ですが、うまいまずいではなく、天寿よりも出羽の冨士の方が、名前に親近感を覚えるからです。 さて、僕も4年前にHPを作りました。維持するのに年額でおよそ5万円ほどかかっています。もちろん趣味の域を出ませんから、いくらかかろうと全額自分もちです。 天寿も出羽の冨士も、HPを維持するためになにがしかの経費を負担しているはずです。 天寿のHPは定期的に更新されていますから、こちらもときどき覗きに行きます。酒蔵開放のお知らせや、正確にはなんというのか、矢島線での酒飲み会の案内などを見ると、東京にいてさえ参加してみたいなと思うときがあります。 ずっと天寿には「天寿」というお酒しかないものと思ってきましたが、昨今はHPを覗いているせいで、「鳥海」という銘柄のお酒もあることを知りました。 そのうちデパートの酒売り場に「鳥海」なんか見つけたら、うっかり買ってしまいそうです。 日本酒嫌いの僕にしてこうですから、日本酒好きの人にとっては、天寿のHPはきっと経費に見合った効果をあげていることでしょう。 でも、3年間頑として更新しない出羽の冨士の姿勢もゆかしいです。旧態依然ともいえましょうが泰然自若と見えないこともありません。 HPなんて、インターネットなんて、まだまだ始まったばかり、海のものとも山のものともわかりません。 そんなものにほいほい飛びつく尻軽さを内心笑っているのかも知れません。出羽の冨士は。 それなら、はなからHPなど作らなければいいじゃないかという意見もありそうですが、そうでない。 出羽の冨士にとって、HPはインターネット上の大看板なのでしょう。いちど掲げておけば5年や10年は取り替える必要はない。年に5万や10万は、看板料としては安いものなのです。きっと。 (つづく) 2006年4月1日記 |
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